blackline　blog

ミッションの許容パワー

こんにちはー

今日は、、、半袖だとチト寒いくらい、、、

ありがたいです（＾＾）

さて、、、相変わらず、ミッションのお問い合わせは

多くほぼ毎日来ますが、、、

結構多いのが、、

（何馬力まで持ちますか？）というご質問

これは、、ホント難しいんです

DRIVERの運転、、、に起因するウエイトもかなり大きい事案

例えば、、、良くあるのが

32、33GTRの　30A

５００馬力程度であっても、、、

このミッションはSTDの状態だと

１−２速が近く　　２−３が離れていますので

2速ひっぱって、、、3速にストン、、、とシフトしてしまうと

回転数が潜ってしまいます、、、

そのまま、クラッチを滑らせて　上手くつないでいけば

速く走れるし、、負荷もそんなにかかりません（＾＾）

が、、、そのままワイドオープンで　踏み続けたりすると、、

車が物凄く重たい状態になるので、、

ケースのねじれもあり、、、GEAR自体の許容を超えて、、

壊れます（＾＾）

なので、、、運転が上手、、、というか、、

クラッチワークをエンジン、ミッションに合わせて操作できる人

であれば、、、７００psくらいでも、まず壊しません

そこで、、、一つ事例を、、、



以前　作業したMissyon

ヒューランドです（＾＾）　GTに使われていた物

500万からしますので　もっとするかな？当時だと、、

強度は申し分ない、、はずですが

やはり壊れます


この写真を見ていただくと、、、

1か所、



破損しているのが解ると思いますが

スパーGEARなので、、、このあと　これが割れると、、、



こんな感じでグルッとなめてしまう事が多いです（＾＾）

スパーの音が好きな方も多く、FUNも多い　スパーGEARですが

やはり、面当たりの量などを考慮すると、、

斜め歯、、、、ヘリカルが良いかな？と思います（＾＾）

なので、、、上の2枚の写真を見て解るとおり、、、

GEARが、、少しずつ痛んでも

DRIVERは気が付きずらいです、、、

なので、ある日突然、、、、

壊れたように感じてしまいます

兆候は内部に出ていたりします

それと、、、DOG部分



これも、、、序所に、、、、です

ここまで削れると、、動力が伝わらなくなります（＾＾）

なので、、、

これも、たまにありますが

（中古で購入、程度良しということでした、、）

と分解すると、、DOGがもう、、、あと少しで

終わり、、、、ダメですね、、、と御連絡すると、、

（だまされた、、、、売り手にクレームを、、）

となったりすることもありますが

これは、、、、売り手も分解して内部を確認していれば

別ですが、、、まず、、そんな事はないので

悪気は一切ないと思います、、、調子が良かったその通りの

はずです（＾＾）

つまり、、、その瞬間まで、、、調子が良い事がほとんど、、

なので、、、

シリーズ戦が決まっていたり、、、走行予定がある方で

それはリタイア、、、絶対できない、、という方は

速めにCHECKをするのをお勧めいたします

結構、、、、当日になんとか、、という電話も来ますが、、

無理です（＾＾；

現物修理が基本なのは、、パーツ点数や種類のせい

何万個も必要になりますので、、、

メーカーでも厳しいのが現状

HKSミッションが修理をしていない、、、現行のさいにも

パーツのみを出さなかったのは、、、

そのせいが、、大きい

特にHKSは、、見た目が同じミッションでも

かなり、、仕様が変わっていったので、、、

同じミッションで互換性が無かったりします、

しかし、、寸法が違うのだけど、、、

組めてしまう、、というか、、スプラインに

入るものもありますので、、、GEARがずれて組まれていたりして

壊れて入ってくるのも、、増えました（＾＾）

しかし、、、

クワイフ、、、、TRUST　ミッションであれば

現在、ウチに1000点くらいは在庫がございます

制作する価格の半分から1/3でお売りしますが、、、

無い物は制作対応となります

これまた、、、意外に、、、無い事のほうが多いです（＾＾；

御入り用の方はお問い合わせください

ただ、、、パーツNOでは管理していないので

現物確認となります（＾＾）

それではーーー