February 13, 2020
HKSミッション DOG補修
こんにちは今日は暖かい(^^)
身体がらくーーーですもう2月も中盤 もうすぐ春になっちゃいますねー
さて、、
エンジン室ではMission 分解が続いておりますが
HKS 6Speed Hパターン分解
Caseに分解用のService Holeないので
最初の頃のMissionです(^^)
DOGを溶接補修をした直後に抜けるようになった、、とのことで
多分、、、メインシャフトのCリング 飛んで
シャフトダメになってるだような、、と
予想して分解
HKSのミッションは、、沢山種類がある、、というか
ドンドン改善されながら生産されたミッションなので
部品の種類が多い、、なのでHKSもアフターで
修理パーツを出すことができなかったのかもしれません(^^)
まだ、現役で生産していたころ、、開発のSEI君が、、
チョーイキイキした顔で
作ったミッションを、、仙台まで持ってきて
乗ってみてくれ、、と言って改善点などを教えてくれたり
してくれた、、くらい(^^)、
最初の頃と終わりのほうでは、もはや共通パーツが
無いほど、、、変更されています
構造で大きく変わってるのは、ココ
向かって右が最後のほうで、、左が、最初の構造
それでも、Cリングが厚くなっているので
改善されたタイプです(^^)
今回のミッションのような初期のタイプになると
ここが半分以下の厚みのリング
ミッションに強い力がかかkると
このCリングがずれてしまい、、前側のシャフトを
削ってしまうため、、メインシャフトの3速から後ろが
全部ずれてしまいます
最後のほうの写真のような厚いCリングでも
既製品で、自分も探したのですが、、
シャフト側に内径がもう少しはいりこむリングが無かった
なので、、噛みが浅くやはり、、ずれてシャフト舐めてしまう
事があります、、ここから大幅に変わったのが
左側のシャフト、リング自体が無くなり、、
組む方向も変わって、、パーツは全て新規設計されているので
最初のほうに生産されたミッションのパーツは全く
使用できません(^^)
ということで、、
ココを、強化、補修するメニューもblacklineでは
行っております
シャフト側も加工
Cリングはバネ材をカットしたものをに焼き入れで硬度を
調整しております
これで随分強度があがります
さてさて、、、、
元のミッションに戻ります(^^)
ケース分解していくと、、
やはり、、初期の
ただのCリングでしたが、全然無傷(^^)ずれておりません
DOGを溶接で盛りっぱなしで補修した、、、ということでしたが
溶接で硬くなりすぎて、いきなりバラバラになる事は
割と見ます(^^)
実は自分も、、、20年くらい前はやりました
溶接で火を入れすぎたり、、
硬いまま、溶接してしまうと、、割れます
なので、、すり減るっていうより、
ただ溶接で補修した場合バラバラっていう事例のほうが
多いですが、、
おおよそ、、これは、、、ポロポロっていうか
、、グズグズになっておりました
火を入れすぎで、硬くなりすぎてしまった感じです
まあ、、、こんなの沢山やるのはウチくらい?でしょうから。。
仕方のないところですね(^^)なんだか、、経験値です
blacklineでの補修工程、、、は
硬すぎる場合は、調質するか、、1度その部分を削る、、
補修、のあと、研磨 当たり調整 で、また焼き入れ
ここで、粘りや硬度が変わります(^^)
なので、、焼き入れ屋さんが一番、凄いわけですね
で、最後 ショットをかけて完成
補修後はこんな感じ
ちなみに、、ここで、多少スなどがでた場合は、そのままにします
それを埋めるのにまた火を入れると硬度が上がりすぎてしまうから
です、(^^)使用には問題無いので、大丈夫です
とうことで、、
このミッションは、2345補修、リバースピニオンも制作です
しばらくお待ちくださいー
12:19:09 |
waruzo |
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