March 19, 2019
HKSミッション 修理
こんにちはー暖かくなってくると、、厚着で作業してると、、
暑い、、、ですが、、夜はやっぱ寒いし、、
脱いだり 着たり、、忙しいですね(^^)
さて、、先日 作業した ミッションの補修
良くある、、、破損
これは、HKS ミッションの最初の頃のメインシャフト構造
この構造だと、メインシャフトは、ここの部分についている
Cリングでスラスト方向の衝撃を受けてしまうため
ここが破損すると、全てのギアがすれてしまいます
4速ギアの中側にあるので
ギア分解しないと解りません(^^)
たまーに、、お問い合わせで
(おかしくなったので、、自分でケースあけてみたけど、
見た目はなんともないんですが、、、)
という場合、、ほとんどが DOGの摩耗を内側から見ていないか、
この4速まで分解しないと解らないこの箇所だったりします
で、、、後期になってくると、、
ここのCリングが無くなり 組み方も変わる
物凄く丈夫になっています
構造が全く変わるので、、作り治すのは、、かなりの手間
パーツも1個残らず違うし(^^)
では、、それまでのミッションは何も対策されていなかった
のか?というと、、そんな事もなく、、
Cリングの幅が、2mmくらいだったものから倍くらいまで
厚くしてありますが、、
ここのCリングに、、既製品で良い寸法が無かった。。のかな
自分も探しましたが、、もっと深くまで入る物は無かったです
今回のは、上の写真のように破損したあと、溶接などで
補修をしたので
より、、寸法が変わってしまう、、
ということで、、
これをまず補修
リング噛みこみの深さも2倍にします
そすると、、、先に書いたとおり Cリングで
合いそうなものが、見つからない、、ので
制作します(^^)
材料はバネ材を、、カットしたあと
焼き入れで硬度を上げます
結構硬めなので、、何度も再使用は厳しいかな?
大丈夫かな?って感じの硬度(^^)
じつは、この材料は、戦車にも使われる同じ材料です
なになにと、同じ、、、という方法の判断はあまり
好きではないですが、、
まあ、、そんなにCリングばっかり、テストしいているわけではないので
実績を見て使っております(^^)
さてさて、、
最後は、いつもの、、、
曲がり修正
今回のような、破損の場合は、、元が結構曲がっている、、
そして、補修で歪がでますので、、
結構時間かかります
やっと、、、なんとか100分台に、、
0にしたくなるけど、、このくらいでOKと、、します、、
しかし、、何度やっても、、緊張するこの作業(^^;
あんまり好きではないです
あとは、4速のギア内側も研磨して、、
完了(^^)
他にもなんだか、今月はMISSIONの仕事 パーツ制作
問い合わせも多いです
やっぱ春だから、、皆さん沢山走るんでしょうねえ
それと、、
何度も書いておりますが、、(^^)
ミッション補修 修理は時間がかかります
この季節は特に
日程がかぶる ドリフトレースなどで
(特別に速くでいませんか?)
というお問い合わせが、多いのですが、8割の方が
特別に、、と言われるので、、
チト厳しい、、、
急いでいる方や、、
シリーズで、日程がでている方は
速めに、、、できればトラブルの前に
内部の確認をお勧めします、
DOGミッションは、Iパターン Hパターン共に
DOGが引っかからなくなる寸前まで、絶好調です
で、、ダメになった瞬間から そのギアの駆動は伝わらなく
なります、、、そういう、、構造なんです、、
なので、、速め 速めの対処をお願いいたします
作業手順は、、ミッション到着 分解
お見積り、その後作業ご依頼が入った順番で
作業に入ります、
宜しくお願いいたしますm(__)m
14:36:26 |
waruzo |
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