April 13, 2017

DOGミッションの、、、

こんにちはー

いやいや、、、まだ腰が、、、

サボりながら 作業をしております(^^;

いってーーーー
(><)

って感じです

さて、、、春なので、ミッションの御依頼がやっぱ多い

で、、たまに、、、というか良くある質問

走行中に、、クラッチ切った状態で止まったり

停止中にクラッチ切ってまっていると、、

ギアが入らないのですが、、、大丈夫でしょうか?

みたいな質問、結構多いのですが、。、、

DOGミッションの構造上、、、そうなってしまいます

なぜか???というと

まずはこの写真

migi

向かって右側の凸凹の形状のところをDOGというのですが

ミッションなので、、インプットから入力された動力で

カウンターシャフトを回して

ギアにDOGをつなげる事で、メインシャフトが回転して

動力が出力されるわけですが

クラッチを切ってしまうと、、

カウンターシャフトの回転も止まってしまうため

もし、写真の位置に DOGがきてしまうとDOG同士が干渉するので

ギアが入らないわけです

なので、こういった場合はクラッチをつなげて

カウンターシャフトがまわっているうちに

ギアをいれないとなりません



オートバイはほとんどが、DOGミッションですので

バイクに乗った事があるかたなら、経験がある?と思います

また、、

シーケンシャルミッションの場合は街乗りがチトしずらく、、、

寿命が短いのはなぜか?

内部はシーケンシャルミッションでもHパターンでも

基本構造は同じ

まずは Hパターン

H

このコの字のところを前後すると、ギアがチェンジします

つまり、レバーの前後の動き

レバーを横に動かすと このレバーをセレクトするわけです

このミッションだと、手前からR-1 2-3 4-5 となります

なので、 例えば4速に入れていて

クルマが止まっても抜く事はできるわけです

つまり、、いつでもニュートラルにできます

対して

I

これがシーケンシャル Iパターンミッション

奥の円筒形のバレルを回転させると その溝に従って

順番に、ギアがチェンジされます

逆にいうと、、、順番にしかアップ ダウンができないので

5速までいれたら、順番に54321Nと落とさないと

ニュートラルにできません、つまりそのたびに、DOGが

かみ合うので、Hパターンに比べて 何倍もDOG同士が接触するので

摩耗が多くなります

オイル交換もサーキットなどではワンクールで交換しても良いくらい、

これは DOG同士で摩耗した金属片などがこのバレルの溝に入って

しまうことがあるからです、

噛んでしまうと動かないこともあります

結構クリアランス狭いので、つまりマメにオイルを変えて

金属片などを取り除く必要があります

また、、、走行中に例えば 5速に入れて

そのまま停止してしまうと、、、内部は最初に書いたDOGの

構造なので、カウンターシャフトをまわさないとニュートラルまで

おとせませんので、そのままクラッチを軽くあてながら

Nまでおとしていかなけらばなりません

つまり、、慣れるまでちょっとコツが必要になります(^^)

と、、、こんな感じです、

チト説明がわかりずらい???というかたは

直接聞きにでもいらしてください(^^;

((おしらせ))

ミッション作業は到着順に分解 お見積り その上で

作業を開始の御連絡をいただいた順番で作業いたしております

特に ドリフトレースや、周回走行でシリーズの方は

日程がかぶる事が多く 特別に速く、、は皆さん同じく

言われる事が多いのですが、、、厳しいのが現状です

なので、、、作業の御依頼はレースなどの日程をご考量の上で

ご依頼ください、宜しくお願いいたします








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