August 06, 2015

89mmストローク

こんにちはー

まずは お知らせ

夏期休暇のお知らせ

8月8日(土)〜8月15日(土)まで夏季休暇をいただきます

ただ、普段できないRACE CARなどの制作などを行いますので
工場は毎日稼働していると思いますが 

休暇中は
いかなる、お電話 MAIL等のお返事もしません

これは従業員ともに 集中して作業を行うためです

シャッターも開けないで作業をいたしますので
ご連絡やお見積り等は全て16日(日)〜になります

ご迷惑をおかけいたしますが ご協力宜しくお願いいたします



ってことで、、宜しくお願いいたしますm(__)m

いやいや、、、あちい、、、ですねー、、、(−−

昨日は一日溶接でしたが、、、冷風機かけてないと

確実に熱中症になります

さてさて

先日MOTORを下ろした 33GTR

ブロックは、ハイデッキの89mm

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シリンダーはスリーブです

上面に下駄がはいりますが やはり歪は多い 0,3

取りきれるのかな

ロングストロークのエンジンは、ピストンスピードが

速くなるので

街乗りや、ATなどの組合せで使用するのには

いいかな、、と思いますが

自分は、、個人的にRBで RBらしく競技に使い

パワーをだしていくには ノーマルの73,7に対して

75,7が一番 無難、、と思っております

この無難 が非常に大事(^^) 

メタルトラブルを防いで ライフを持たせるという事

折角パワーがでても、、1日でメタルが、、というのでは

厳しいですからねー

現に 鍛造 削り出しではない 77,7 RB28ってやつは

かなりの確率でメタルが厳しくなります

組み方、回転数をしっかり把握して規制しないと

ホント こういう理屈も経験値からが大事(><)

もつかも?もたないかも?って事になります

特にコンロッドの組み方

しっかり寸法をとって ボルトの管理をして

クリアランスを決定すると 大丈夫になったりします(^^)

ですので、、、ノーマル形状のクランクでロングストローク

8000なんて回してしまうと、、、組み方が整備書通りでは

メタルいったりします、、、

タイミング合えば ピストン外にでてくるみたいな

(^^;

なので、この3,1Lも ストロークの影響で

メタルがやっぱ厳しい

メタル

しかし、クランクは曲りなし

なのに、、、、このあたり

ただでさえ剛性のないRBブロックに、、、

スリーブでこれだけ切削してしまうと

おおよそブロックの歪で、、クリアランスが狭い感じ

ただ、、、

こういった事も使う側、、というか 組む側が

ある程度予測してDRIVERに対応しないと

期待しすぎて、、、パワーがでず 壊れるって事が多い

89mmもストロークがあるし

剛性もないブロックになっているのを考えると

クリアランスを広くして またそれに伴うボルトなんかの管理

そして、回転数を落として 加圧でパワーをもっていかないと

腰下がやっぱ厳しいです

b

あとはピストンが収縮しないか、、、

ピストンも、、、メーカーによっては 壊れるという感じではなく

収縮してしまう、、、のもあります

ハイパワー なMOTORを制作する

そんな経験をしてないと 

ノーマルにもフィードバックはないですねー

自分の少ない経験だと まだ見えてない部分も必ずあるはず

ということで、今回はオーナーの希望でもう一度この腰下

カムで、VP タイミング 圧縮で

より満足できるようなMOTORに仕上げていくつもり

でも、、、難しいなー、、、

ホント ネチネチ考えます(^^)



10:27:28 | waruzo | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks