November 15, 2015

HKSミッション

こんにちはー

いあやいや、昨日まで、車両調整で富山に行っておりました

チト遠かった(^^;

さてさて、ミッション

最近はHKSがやはり多いのですが、、、

HKSで組んだままの状態で壊れたものもあれば、、

ご自分で組まれたもの または、一度組みなおしたものなど、、

も増えてまいりました

大体は、そのままちゃんとしているのですが

ダメなパターンも、、

それは2個1にしたミッションで起こっている事があります

HKSミッションは結構内部で仕様変更されていて

ギアの厚さやカラーの厚さがちょこちょこ違ったりもするので

細かく プリロードを見る前に、、

ギア同士  メインとカウンターの位置をあわせなければ

リンケージもとどかなったりで、ちゃんと組めません。。。。が

シャフト寸法は同じなので、組めてしまいます(^^;

そうなると
こう

kara

プレートの面よりカラーが奥に動いています

この上からカラーも被るので、気が付きずらいですが、、

正規の位置はここ

se

少し1枚目の写真より、手前のカラーが持ち上がっております

これはバックギアを違うミッションから合わせてしまって

いるので 厚さが違う事に気がつかなったのでしょう



リバースギアの位置が微妙になっております(^^;

gia

なので、この部分はギアごと厚いのを制作するか

カラーを制作

ba

これを

適正寸法を仮組でだしたあと

制作して組み込みます

gia

これで適正に他のギアの位置がでるわけです

ただ、このバックギアは、薄くなっているので

バックを丁寧に、、、と

HKSのミッションは 通常のミッションのように

メインとカウンターのギアの間にギアをスライドさせて

回転方向を反転させるのではないので

つまり、、通常のミッションはギアをスライドさせるので

前進中にバックにいれようとすると

ぎゃーーーーーーっといって入りません 

非常に入りずらいのと、、音がすごいので気が付きます


しかし、HKSのミッションはコンパクトにするために

この構造がなく、常時3個のギアがかみ合って回転しています

これを通常のシフトと同じDOGの切り替えで行い

ロックさせて反転させる構造のため

バックに入りやすいのです

1−R、、、バラバラということが多いミッションです

バックが通常の良くあるミッションの1速の位置

1速が2速の位置になるので 3速にあげようとしてRにいれて

しまう、、、しかもDOGの切り替えのみなので入ってしまいます

特に エンジンの回転を回して負荷をかけていると

エンジンは回転方向へ引っぱられるので

国産のほとんどが右へシフトレバーが傾きます

エンジンをしっかり固定していない場合

ミッションのシフト位置も右に大きく傾くので

いつもの3速の位置に、3速はいなくなるわけです

つまり、バックの位置に(^^;

より 1-Rを行いやすくなります

なので、エンジン ミッションはしっかりボディに固定

しないと厳しいのです

また、うちでは 希望があれば ケース カラーを加工して

リバースに入りずらくしたり

ドラッグ専用シフターを制作して順番にしかシフトできないように

してしまったりできるシフトを制作」したりもします

1-Rで何度もミッションを壊している方は

内部よりも、、周りをしっかり制作してください(^^)

それではーーー


11:17:31 | waruzo | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks