December 23, 2010

H●Sミッション 続き

こんにちはー、年末でも月末
結構 気も落ちつかない感じ

しかも今日は旗日なので、音あんまりだすと苦情くるから
進みずらいし。。。

あーあーって感じで一日が終わります

年末はなんかメールのお問合わせも多いのですが

((前のblogの続き。。H●Sミッションのを早く書いてほしい))

というメールを何通かいただいたので今日は続きを。。。

ここで 一つお断りを。。
本来はH●S社のミッションは非分解品、ご自分の物ですので
自己責任で行うか。。できればH●S社に送ってくださいね(^^

それと、組み方 ばらし方を教えてください、
というのもたまに聞かれますが、一切お答えしていません
まあ、、手間も多いので説明は無理なのですが。。
宜しくお願いいたします

これも
良く聞かれるの事ですが、H●Sのミッションって
どうなんですか?って

自分の見解なので、参考までですが。。
はっきり言って良くできてるんです、この値段ではお安いと
思うほど、ケースも専用品で強度もあるし 流石、って感じ

シーケンシャルミッションにしても
流石!って感じだと思います レバーの感触というか
感じも良い感じ

それでも競技用、ですので使用用途で色々あります、
しかしそれに付き合っていくしかないわけです(^^;

さて、続きですが
たまに入ってくる、寸法違い 確認違いをしてしまうので
多い例

一番解りやすい バックギアの違いですが
簡単に見るとこうなってしまいます

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気が付きそうですが、、意外にこのまま組まれている方も
多かったりします

もちろんここから先に組まれるギアは全て位置がずれていきます
そこで、カラーをいくつか制作

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これらは、現物で寸法をとりその都度研磨したり
切削したりで、寸法をかえます
まあ、色々な箇所の帳尻合わせです

そして バックギアの場合は
こうします

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本来はギアの強度を考えると専用の高さのものを
制作するのが一番ですが、やっぱ金額がかさみますので
このような対策を行ったりもします

もう少し前のblogに書いた、

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このCリングを使用する際も寸法は厚くなっているので
ボルトオンでは装着できません

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シャフトの溝を掘り 硬いCリングなので入るギリギリまでは
太さも変更

そのCリングの分、ギアにも逃げを

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奥のほうが切削加工した箇所
こうしないと組み込みできません

何度か仮組みを行い、プリロードを見て
様子もみて

最後に本組み付けにいたります(^^

最後の最後、ナット

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これは、やっぱワンオフで制作 これもちょっと工夫しています
(^^

それともう一つ注意点
これも多いのですが、H●Sのケースは内部にボルトでケース同士
を留めている箇所があります
これは組み込み手順の上でとても便利なのですが
通常のミッションのように叩いて割ろうとしてしまう
方が多いようで、、

結構ケースがガシガシになっていたりします
これも気をつけて見てくださーい

それにベアリングやチェックボールも、それに合うものを
ベアリング屋さんから購入しないとです 純正で何か合うもの
もあるのかもしれませんが、うちは直接 ベアリング屋で
そろえております 

それではー

12:18:38 | waruzo | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks