February 13, 2007

注意しないと、、、

こんにちはー、鈴木です

さて、最近O/Hやヘッドガスケット交換などをした直後に
<<水温がさがなくなってしまいました>>
という車やお問い合わせもきたりします

ガスケット交換したのに、なぜ?と思いますよね?
これは、<<組み方>>が悪い事よりも
<<計測ができていない>><<計測工具を持っていない>>
事が原因だったりします

殆どのエンジンは距離を走ったりすると
<ねじれ>がでます、特に6気等や4発でもアルミブロック
だったりすると、結構な確立で歪がでています

みなさん、Hガスケット交換となると、殆どの方が
メタルタイプにされます、
いままではノーマルタイプで圧着されていてOKだったのですが、
メタルの新品を組んでしまうことで曲がった所に
硬いものをはさむ為に、密着せずに吹き抜けてしまう訳です、
これを見極めるにはストレートエッジ
などで、ブロック、ヘッドの歪を確認する事が大事になります

つまり曲がりや歪がでていた場合はもうそこでNG!
になるわけです、Hガスケットはもうそのままは
組み付けできなくなるわけですね、、

しかしそれを見逃したり、歪んだままくみつけると
先に書いた症状になったりします
こういった場合になったら、必ず面研磨をしてくださいねー

さて、もう一つ、もっと深刻な症状があります
この画像はエンジンブロックですが
みなさん、何がダメだかわかるでしょうか?

答えはクラックです、下の画像のボルト穴と水穴にかけて
クラックが入っています、
clack2
こうなってしまうと
交換しかありません、、、残念ですが終了です
上2枚の画像はTOYOTA3Sのブロックですが
やはり、一番確立が高いのはRB系ですね
RBもやはり
clack2
こうなっている事が多いです
しかもこうなっている確立はRBは結構高い!
50%以上はなっています、

結論からいうとやはり、必ず交換です
これを見逃したりしてしまうと、、、後でさらに痛い目に
あうでしょう、最初からブロックを交換するくらいの
つもりでいないと辛い思いをしたりするわけです
そこまで気にしていても、今度はヘッド内のリークなどは
解らなかったりします、ポート研磨した場合などは
内圧テストをかけますが、、、

みなさんもO/Hなどを依頼する際はこの辺まで
しっかり確認しているようなショップに依頼してくださいねー
それでは

ブラックライン鈴木

14:25:52 | waruzo | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks