September 19, 2019
シーケンシャル ミッション
こんにちはーいやいや、、、おとといまで、あんなに暑かったのですが
昨日から夜は肌寒いくらいに、、なりました(^^)
秋になってきましたねー
さてさて、、、
最近一番 多く入ってくるMissionは
HKSのFR用、、、Hパターンよりも
Iパターンが多いです
そして、、質問も多い(^^)
なぜ、、中身がIもHも一緒なのに、、
説明書には5000Kとか8000KでOHを推奨するのか?
というのが、、毎週1通はきます(^^)
これは構造上、そうなる、、、と言う事
Iパターン、、、つまりシーケンシャルは
アップ ダウンを順番にしかできません
例で、、、HKSだとコレ
この円筒に溝が掘ってあるPARTSを回すことで
シフトをアップ、ダウンしていきます
もっと、シフトを速くする場合はクラッチレス、、、
DOGのブレーキ側をカットして、AIRなどで
シフトさせるとさらに速いですが、、
エンジンブレーキをかけると、
ギアが抜けてしまう構造になりますので
DRAG走行にしか使用できません(^^)
そして、、このバレルを回すには
レバーを押すか引くのですが
その部分がコレ
手前に見えるシャフトを前後させると
バレルが回転するようになってます(^^)
こちらが入力側って事になりますね
では、出力、、、
GEARを動かす側は、、、
コレ
手前のアームがバレルの溝に沿って
動き、DRIVEギアを動かし
SHIFTを切り替えます 出力側ですね_(^^)
簡単に言うと 手で動かすHパターンのUP DOWNを
このバレルが切り替えるだけ、、、
という構造、、
では、、なぜ、、寿命がHパターンより
短いのか?というと
まずは、DOGミッションの説明、、、
DOGとはこの部分
四角い部分がそれですが
この部分が噛みあう事で
動力を伝達します
たまーに、自分がblogなどで
(DOGは あまりダメになる前兆がない、、
いきなり壊れる、、というかシフトが抜けるように急になる)
というのは、ここの部分のせいなんです(^^)
この部分が噛みあう幅は5mm前後も無い
なので、、少しずつ減っていき、、、
引っかからなくなる直前まで、普通に駆動を伝達します
いきなり、、、そうなるのはこういう事です
なので、、、3速だけ、、ダメなので治してほしいと
ご依頼があり、分解すると、、他も、、もう 1mmくらいしか
引っかかっていない、、すぐ他もダメになる、、という
状態の事も多いんです
特にシーケンシャルは、順番にしか シフトを動かせないので
上から下まで、、まんべんなく 毎回アップ、、
下げる場合は特に、、順番にしかダウンできません
Hパターンであれば、、、6速に入っていても、、
いきなりニュートラルに戻す事ができますが
シーケンシャルはできません
しかも、、DOGの構造上、、動いているうちに
シフトしないと、、アップもダウンもできなくなったりします
これは、DOG同士が正面に向かいあうと、、
物理的に入らないから、、
オートバイにミッションもまるっきり同じ構造ですので
乗っている方は経験があると思います(^^)
また、、このバレルに、鉄粉やカス、、などが
少しでも入ってしまうと、、そこで、動かなくなり
ドライブギアが中途半端な位置でとまったりすると、、、
バラバラになったりします(^^)
でうので、、マメなOIL交換が必要だったりするわけです
一応対策も、何種類か考えて行っておりますが
一番良くやるのは
このバレル自体の表面硬度を上げるってこと
固ければ食い込まずに、、外れて落ちてくれるって感じで(^^)
ということで、、、
DOGミッションで、、RACEやシリーズを追っている方は特に
事前に分解確認をい推奨いたします(^^)
走行予定があるかたは、、、早めに送ってください
これも、、何度も重複しますが、、、
到着順に作業んいはいらさせていただきますので、、、
急には無理な事が多いです、、
お早目に、、、(^^)
それではー
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