June 19, 2016
DOGミッションのデメリット
こんにちはー今週はお預かりが4台(^^)
少しお預かりが進みました。。。
で、、やはり、、多いミッション仕事ですが
お問合せも多いです
自分のところには、質問はやはり、具体的なことが多いのですが
OPT2で10年以上 質問コーナーやってたからか??
ほんとーの質問??というか構造的なものや
どんな車買ったらよいですか??とかどういじってゆけば
良いですか??なども結構 ご質問いただきます
そして割と多いのが、、、ミッションを扱うことが多いせいか、、、
DOGミッションとふつうのミッションの違いは??
は結構多いです(^^)
ではでは、、
これがふつうの、、シンクロ付きタイプのミッション
ヘリカルギアの両端 ギザギザの部分についている
金色のギザギザがよくいわれるシンクロコーンの部分
ここが誘導ガイドとなり、ギア側のドライブギアが重なると
駆動が伝わります
そしてこれがDOG
このギアについている四角い箇所がDRIVE ギアに噛んで
駆動を伝えます
市販のものだと、、4輪はほぼ純正ではないですが
2輪車はほぼこのタイプだと思います
シンクロ付きは クラッチを切らないと 抵抗が大きいので
回転をおとしてシフトを変えるのが一般的ですが
DOGはこういう構造なので、、運転によっては
クラッチを切らずにシフトができます
シーケンシャルミッションなども内部はこれです
なので、シフトパターンのみシーケンシャルにしても
あまり意味がないわけですねー
ちなみにこの写真のDOGももう使用するには厳しい
角が丸くなってしまうとひっかりが浅く
抜けてしまいます
シンクロ付きのミッションはシンクロが削れてきたりして
割れない限り ほぼ作動しますが
DOGはこうなると終了です
駆動を伝えられません
ですので、、、
同じDOGでも HパターンよりIパターンのほうが
極端に寿命が短いことが多いです
新品で購入しても、メーカーの説明書に1500キロから3000キロ
くらいの範囲でOHをしてくださいと書いてあったりします
これはなぜかというと、、、
Hパターンは例えば 4速からニュートラルにいきなり
戻すことができますが
Iパターンは構造上 順番の、、4、3,2,1,Nと戻さなければ
ならないので、そのたびDOGが噛みこみ
消耗していってしまいます
また、シンクロ付きミッションは入りが悪い、、、
とか調子がだんだん 悪くなってくるので
OHの次期がわかりやすいのですが
DOGはひっかかっている間は普通に動いています、、、
限界値からちょっとでも減ると、、、
いきなりギアが抜けてしまう。。。
つまりわかりずらいのです
そのため、、
たまにですが、、、中古で売買して
トラブルもあったりするわけです
売り手は絶好調! 全然程度が良いですといっても
内部をみるまでは ほぼわからない。。。わかりずらい
となります、、、つまり、
((悪気はまったくない))ということが多いのです
買い手の方もやはり、、、初めて、、、という方も多いので
((だめじゃないか。。。。程度が悪い。。。))
となりますが。。。。
両方ともに 悪気はないわけです、、、
ほんとわかりずらい。。。です
ただ、、、DOGミッションは1日のっても壊れる場合があります
シフトが遅かったり 衝撃がsつよかったり、、、
丁寧にシフトしてしまうと
DOG同士が、、、あたってけずれてしまいます
3mもけずれたら 抜けたりします(^^;
なので、、、中古の場合はやはり開けて使用することを
おすすめします
そして、、、冷たいようですが、、、、
お金をあまり使えない、、、という人にはお勧めしません
使ってしまうと、、、すごく良い、、よすぎる分
もうノーマルミッションなんか、乗っても仕方がない、、
となることが多いからです
ただ、、、やはりランニングコストはかかります
ですので、、、
できれば、、街乗りの方はHパターンを
ちゃーんと 点火カットなど、ローンチを使ってシフト
エンジン ミッションをしっかりとした固定で
そして、、、ペラシャフトなどにダンパーをいれて
しっかり衝撃を吸収してあげるようにする
このようにするとずいぶん耐久性があがります
さてさて長くなりましたが
デメリットもしっかり把握する、、というのも
長く楽しむ方法のひとつです
また、、ご不明な点はお気軽にお問合せください
(^^)
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