November 09, 2007
ギア補修の観点から見たミッションオイルの影響は?
寒いですねー 鈴木です先日から、ちょっと風邪気味なのですがー
中々パっと治りませんが!
夕べもセッティングでした
5速 アクセルワイドオープンまでバッチリ!
この車は配線トラブルで、それを解決してから、のセッティング
でしたが、中々原因がつかめなかったのですが
なんと、助手席のシートレールに配線が噛み込み断線、、
載せ変えの車らしいのですが、みなさんも細かい所、気をつけて
配線してくださいねー
さて、最近ですが、当店で行う ギア補修、
沢山、オーダーをいただきます、しかも色々なギアが、、
シャフト丸ごとなんかもあります、しかし
メインで多いのが、やはり○ラストミッションです
例えば一番多い DOG歯の補修で こういう状態で
補修後はこんな感じです
丸ごとのギア製作はこんな感じ
または、ギア全周補修や、一枚かけたのを補修が多いです
しかしー
最近○K○ の物が多くなってきました
ただの補修、というのもありますが
ミッションごと、強化して欲しい!というお問い合わせも
多くなりました、この場合は焼きいれやピンやサーピンの
材質変更や形状変更などで、強化していくのですが
このミッションは基本的に非分解なのです
メーカーで O/H直後に、、すぐ、という事な感じが多いようです
しかし、これは組み方が悪かったり、精度がどうの、、、という
感じではない感じです
もちろん、DOGミッション系なので、運転のウエイトは大きいし
所詮自分の考えなので、はっきりこう!とは言えないのですが
統計、、というか傾向でまとめてみる事はできます
上のような画像のような破損のタイプのミッションは
計測しても各部に曲がりや疲労、ベアリングのガタなども
少ない場合が多いです、しかし削れている部分の硬度が上がって
しまっている事が多いです
新しいミッションやO/H直後にダメになってばらすと
こんな感じです
また、新しいのにも関わらずギアの歯が欠けている
という事があったりします
はっきりは解らないのですが、オイルの皮膜がきれてしまって
金属同士がこすれて丸くなってしまった、のような感じ、、
運転やミッションの固定がしっかりしていた場合
オイルが良かったら大丈夫だっとのではないか?な?
と思ってしまいます
上の画像のような感じは、ササくれや変磨耗してしまっている場合
ですが、他のリンケージロッドやベアリング、曲がりなども結構でてきています、これはやはり、長く使用していた、、というケース
が多いようです、つまりこんなになるまでは、何とかのれていた
という感じの物が多かったりしています(全てではありません)
また、オイルを交換したら急に全てのギアが抜けるようになって
しまった、、というケースを少なからず聞きました
こんな感じなのですが
使用している所を全てみているわけでもないのではっきり
わかりません、原因も想像ですし、また、一つではなく、
色々ありますので、ここでは書けません
しかし
大きな共通点があります
先の画像のような症状や、交換してすぐ、という後のケースの
場合で、入れられているオイルがほとんどみんな同じなのです
そのオイルは2社あるのですが
自分もこのオイルをいれてから同じ症状がでたり
また、シンクロツキのミッションに入れて熱を加えたら
すぐ、ダメになってしまった、、という事が何度かありました
自分はredline社のオイルをお勧めしていますが
DOGミッションでも シンクロタイプミッションでも
オイルは大事! みなさんもちょっとおかしい?かな?
と思ったらオイルを疑ってみてくださいねー
ちなみにこれが 上の画像の補修後です
ハブやフライホイールも製作可能でーす
鈴木
21:51:28 |
waruzo |
|
DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks